
日本の心臓部である東京には、2023年現在約978万人もの人々が暮らしています。 毎日多くの人の命が誕生し、終わりを迎えていますが、せわしない毎日の中で死と向き合う時間はそう多くは無いでしょう。 この記事では、そんな忙しい方々の選択肢の一つとして、東京での火葬式・直葬について分かりやすくご紹介します。 自分には無関係だと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、いつ訪れるか分からない別れに向き合うため、ぜひ最後までご一読ください。
火葬式と直葬の違いは?
火葬式・直葬とは、どちらも通常は行われる告別式や通夜式を行わず、ご自宅や病院などの安置先から直接火葬場にご遺体を運び、火葬のみを行う葬儀形式です。 斎場や葬儀社によっては細かくプランが分けられていたり、オプションなどで価格が変わったりする場合もありますので、先に信頼できる葬儀社に相談することをおすすめします。 基本的には家族や親族のみで執り行い、一般の方の参加はできない場合が多いので、ご遺族様は気を遣う必要も少なく進行できます。ただし、故人様との関係性によっては参列できる場合もあります。
東京の斎場で火葬式・直葬は可能?
東京の斎場で火葬式・直葬をすることはもちろん可能ですが、もし検討している場合は事前に葬儀社に相談しましょう。 火葬のみを行うお見送り方法は、一部のご親族から理解が得られない場合もあるためです。 あらかじめ葬儀社に相談し、どんなお葬式にしたいか計画を立てて親族と相談しておくことで、万が一の時でも希望に合わせたお式を進行することが可能です。
火葬式・直葬のメリットとは
メリットの1つとして、価格を抑えられる点が挙げられます。 昨今のお葬式にかかる費用は平均120万円と言われておりますが、式場の使用料金を抑えることができるので、火葬式や直葬にすると20万円前後で葬儀を行うことが可能です。 また、基本的に小規模で行うので、なるべく時間や費用をかけずに行いたい方、親戚だけでお見送りしたい方にピッタリだと言えます。 お式を行わず火葬のみのため短時間で葬儀が終えられ、遠方の親族の方でも参列しやすいことも魅力的です。 儀式にかかる準備の必要が無いので、参列者への挨拶などでご遺族の負担になることも少なく、長時間座っているのが難しいご年配の方やお子様でも無理なく参加いただくことができるでしょう。
デメリットはあるのか
火葬式・直葬のデメリットの1つは、上記でも書いたとおり、周囲の理解が得られない場合があることです。 また、参列できなかった方へのご対応、弔電・弔問や式後のご挨拶など、葬儀が終わった後の対応は通常の式より増えてしまう場合がありますので、数日は時間に余裕を持っておくとよいでしょう。 どうしても参列してほしい方にはあらかじめお声がけしておくなど、前持って準備をしておくと、その後の動きがスムーズに行えます。 一度しかないお葬式ですので、後悔のないお式にすることが大切です。 火葬式は通夜や告別式を行わない形式ですが、おくりびとのお葬式では「納棺式」を執り行うことが可能ですので、ぜひご相談ください。
東京都の火葬場紹介
東京都23区で、火葬場が併設されている式場を4か所紹介します。 ①臨海斎場 住所:東京都大田区東海1-3-1 アクセス:東京モノレール「流通センター」駅より徒歩10分 駐車場:259台 コーヒー、ジュース、ビールなどの飲料や軽食のいただける喫茶室や、お清め所として使用できる控室があります。 都内でも人気が高い斎場で、数日後の予約となる場合がございますので、前もって葬儀社などに相談しておくとよいでしょう。 ②桐ケ谷斎場 住所:東京都品川区西五反田5-32-20 アクセス:東急目黒線 「不動前」駅より徒歩7分 駐車場:90台 売店や休憩所があり、落ち着いた雰囲気の斎場です。 ③落合斎場 住所:東京都新宿区上落合3-34-12 アクセス:東京メトロ東西線「落合」駅より徒歩5分 駐車場:50台 家族葬から中規模の葬儀まで、幅広い人数でのご葬儀に対応可能です。 どんな宗派の方でも利用することができます。 ④代々幡斎場 住所:東京都渋谷区西原2-42-1 アクセス:京王新線「幡ヶ谷」駅より徒歩6分 駐車場:44台 控室が一体となった新しい式場があり、家族葬向けの式が可能です。 高級感あふれる式場で、厳粛且つ華やかな葬儀を行えます。
お困りごとは「おくりびとのお葬式」へ
東京は式場・火葬場とも利用できる場所がたくさんあります。 「おくりびとのお葬式」では、ご遺族や故人様の希望に合わせたオリジナルのプランをご用意いたしますので、 「どこにしたら良いかわからない」「どんなプランがあるか知りたい」といったお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。