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エンディングノートとは?書くべき項目とコツを紹介

エンディングノートとは?書くべき項目とコツを紹介

エンディングノートとは?書くべき項目とコツを紹介

目次

終活の一環として記される「エンディングノート」は、非常に大きな意味を持つものです。

ここでは、「そもそもエンディングノートとはなにか」「エンディングノートを残すメリット」「エンディングノートの選び方」「エンディングノートに何を書くか」について解説していきます。

エンディングノートとは

エンディングノートとは、終活で記すことになるノートです。

詳しくは後述しますが、エンディングノートには自分の財産の状況や残していく家族へのメッセージ、葬儀やお墓の希望などを記します。

「自分の意識がある状態で、亡くなった後のことを分かりやすく正確に伝えてから、息を引き取る」といった亡くなり方ができる人は、決して多くはありません。

認知症や病気で医師の伝達が難しくなることはよくありますし、自分自身が持っている財産を正解に把握・共有することはなかなか大変なものです。

また仮に上手く伝えられたとしても、時間が経つごとに、財産状況や人間関係などが変わってくることもあります。このため、「死に際した時の自分の言葉だけ」で意向を伝えようとすることは、現実的ではありません。

そこで役に立つのが、この「エンディングノート」です。

どのように生き、どのように死に、どのように埋葬されたいのか、誰に気持ちを伝えたいのか、伝える気持ちはどんなものなのかを示すことになるエンディングノートは、本人ばかりではなく、残されていく人間にとっても非常に有用なものなのです。

エンディングノートを残すメリット

上でも軽く触れましたが、ここからはより具体的に、エンディングノートを記すメリットについて見ていきましょう。

♦家族の戸惑いや混乱を軽くできる

♦治療や埋葬の希望を、家族に伝えられる

♦改めて死を意識することで、人生を前向きに生きられるようになる

ひとつずつ見ていきましょう。

家族の戸惑いや混乱を軽くできる

大切な人が亡くなると、家族は戸惑いや混乱のなかに身を置くことになります。

そして、ゆっくりとその気持ちに向き合う時間もないまま、葬儀の手配や財産状況の確認などを行わなければならなくなります。

このような状況にあるとき、故人様の希望や財産、連絡してほしい相手などを記したエンディングノートの有無は、残された家族の負担の多寡に大きく関係してきます。

きちんとわかりやすく記されたエンディングノートがあれば家族は手続きを進めやすくなり、精神的な余裕も生まれやすくなります。しかしエンディングノートがなければ、自分たちで一から調べなければならず、非常に時間や精神的な負担が増えます。

治療や埋葬の希望を、家族に伝えられる

「終末期の医療」「葬儀」「埋葬方法」などを記しておくことで、「理想の旅立ち」を行いやすくなります。

すでに述べたことですが、人が亡くなった後の家族は混乱の渦の中にあります。忙しいなかで多くのことを決めなければならなくなるため、「一般的な葬儀」のかたちを選択することになる人も多くいます。

また、「回復の見込みがなくなれば無理に延命治療をしてほしくない」という人でも、本当の終末期にはそれを表明できないかも知れません。

しかしエンディングノートにこれを記しておけば、希望がまかなえられる可能性は高くなるでしょう。

改めて死を意識することで、人生を前向きに生きられるようになる

エンディングノートの記載は終活のひとつですが、これを行うことでより前向きにより明るく生きていけるようになります。

漫然と日々を生きるのではなく、「自分に残された時間はこれくらいしかないのだから、人生を無駄なく生きよう」などのような気持ちが湧き上がってくるのです。

加えて、自分の気持ちを整理し、残していく人に感謝の気持ちを伝えられるようになるというメリットもあります。

エンディングノートに書く項目とコツ

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エンディングノートは、基本的にはどんなものを選んでもかまいません。白い一般的なノートにしても良いでしょう。

ただ、下記のようなことを書ける欄を設けているエンディングノートの方が書きやすいかもしれません。

♦自分の基本情報

♦人間関係(特に葬儀の際に連絡してほしい先)

♦財産の状況と権利証などの保管場所

♦デジタル遺品の状況とパスワード

♦終末期医療、葬儀や墓の希望

♦メッセージ

これもひとつずつ見ていきます。

※なお下記は、「仏教徒であり、子どもがいる」という状況を想定しています。

自分の基本情報

自分の本籍地や誕生日、家族関係や家系図などを記します。

下記の「人間関係」と重なる部分もありますが、わかりやすく図なども使って書いていきましょう。

人間関係(特に葬儀の際に連絡してほしい先)

意外に思われるかもしれませんが、子どもは親の人間関係をあまり把握していないものです。

特に別居しているのならばなおさらです。

そのため、エンディングノートには「自分が死んだらだれに連絡してほしいか」「指定した人はどのような関係にある人か」「連絡先」をきちんと記すようにします。

財産の状況と権利証などの保管場所

財産目録を作っておくと、家族の負担は著しく軽減します。

これがないと、財産の有無から調べる必要があるからです。また、権利証があればその保管場所も書いておきます。遺産の分配で希望があれば、それも書きましょう。

ただし、エンディングノートには法的な拘束力は一切ありません。「絶対にこの人に遺産を残したい!」ということであれば、遺言書を作らねばなりません。

デジタル遺品の状況とパスワード

現在は多くの人がデジタル機器を使っています。

サブスクサービスを利用している人もいるでしょうし、ネットバンクを使っている人も多くいるかと思われます。

デジタル遺品は目に見えないため、追跡が困難です。どんなものを使っているのか、サービスの契約形態はどうかを記しましょう。パスワードもお忘れなく。

終末期医療、葬儀や墓の希望

自分の希望を自分で知らせられるうちに、終末期の医療や葬儀、墓(埋葬方法)の希望を書いておきましょう。

「エンディングノートに書いておけば絶対に叶えられる」とまでは断言できませんが、希望に合ったお見送り方法を取ってもらいやすくなります。

なお、すでに購入や契約をしたサービスがあるのなら、必ずこれを記載しておいてください。

メッセージ

エンディングノートに残すメッセージは、亡くなりゆく人から家族へと向けた最後のメッセージです。

残された家族は何度もそのメッセージを見返すことになります。

そのため、メッセージは特に丁寧に記しましょう。その人へのお礼や愛情、感謝の気持ちをしたためるようにします。

なおエンディングノートは、「一度書いてしまえば終わり」ではありません。財産の状況や人間関係が変わればまた変更しなければならなくなることも多いといえます。定期的に見直し、現在の状況に応じて書き直しをしていくと良いでしょう。エンディングノートの場合は遺言書とはことなり、形式が自由ですから、書き直しは容易です。

まとめ

エンディングノートは、法的な拘束力を持ちません。

そのため、財産についての希望などを書いても、それらは破棄される可能性もあります。

しかし残された人生をより前向きに生き、亡くなった後に家族に迷惑をかけないようにする、という意味では、エンディングノートには大きな意味があります。