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初めて葬儀に参列することになったら【葬儀マナーを基礎から解説】

初めて葬儀に参列することになったら【葬儀マナーを基礎から解説】

初めて葬儀に参列することになったら【葬儀マナーを基礎から解説】

目次

「訃報の連絡を初めて受けた。」

「初めて葬儀に参列することになった。」

そのような状況になったらまず何をすればよいのでしょうか?

初めての訃報連絡や葬儀は分からないことが多く、不安な気持ちを抱える人が多いでしょう。

基本的なマナーをおさえて、お悔やみの気持ち・思いやりの気持ちをもって葬儀に参列したいものです。

そこで本記事では、

♦訃報連絡を受けた際の対応方法

♦参列時に気を付けたいこと(服装・持ち物・作法)

♦葬儀に関するマナー

について解説します。

初めて葬儀に参列する人も、戸惑うことなく対応できるようぜひご一読ください。

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訃報を受けたらまず何をしたらいい?

親戚や親しい友人の訃報連絡は驚きや悲しみの気持ちがふくらむとともに、まず「何をしたら良いか」と戸惑う人が多いでしょう。

訃報の連絡を受けた時には慌てずに、最低限の準備とマナーをもって対応することが大切になります。

訃報の連絡を直接受けた場合

ご遺族が直接連絡するのは、かなり親しい関係性であることがうかがえます。

「かなり親しい友人の場合」「かなり近い親族の場合」などは、すぐにでも駆けつけてほしいケースだといえるでしょう。

故人様との関係性を考えた上で、駆けつけるか否かを判断します。

いただいた連絡に対して、お悔やみの言葉をお伝えし、そのあと、弔問に伺って良いか確認してから参列しましょう。

親しい関係性ならばその際に「何かお手伝いできることはありますか」など申し出ると親切でしょう。

訃報の連絡を知人を通して聞いた場合

お通夜の前は、ご遺族が混乱や深い悲しみの真っただ中でしたり、葬儀の準備でバタバタしているといった状況が予想されます。

よって、知人を通して訃報を聞いた場合は弔問は控えた方が良いでしょう。

特に「事故死の場合」「死因が不明」「こどもや若い方が亡くなった」場合には、ご遺族への配慮を優先しましょう。

【初めてでも大丈夫】葬儀の服装

葬儀に参列する際は、「喪服」を着て行くのがマナーです。

喪服には「正喪服」・「準喪服」・「略喪服」と3つの格式に分かれています。

参列者のとしての服装は「準喪服」の着用がベターでしょう。性別ごとに解説をします。

男性の場合

男性は光沢のないブラックスーツを着用します。

着用するワイシャツは必ず白にします。

色付きやストライプ柄などのワイシャツは避けましょう。

そして、ネクタイは黒をしめます。

靴下や靴も黒で統一した方が良いとされています。

女性の場合

女性も光沢のないブラックフォーマルが一般的です。ワンピースやアンサンブルを着用します。

肌の露出はなるべく控えた方が良いとされているので

♦スカートの丈は膝下からふくらはぎが目安

♦胸元が大きく開くデザインは避ける

♦黒色の無地ストッキングを着用する

といったことに注意しましょう。

また、アクセサリーは基本的に結婚指輪のみとなります。もしつけるのならば真珠のネックレスまでに留め、光物を避けます。

バッグやパンプスも、エナメル素材や金属が目立つ光沢のある物はやめましょう。

お葬式のマナーについてこちらもご覧ください。

お葬式にはマナーあり!お通夜や葬儀に最適な持ち物・服装を紹介

おくりびとのコラム

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【初めてでも大丈夫】葬儀の持ち物

参列時に忘れてはならないのは、「香典」です。

香典とは、お悔やみの気持ちとともに故人様にお供えする金品のことを指します。

香典の金額は、故人様やご遺族と自身とのお付き合いの度合い・立場・年齢によっても異なります。

しかし、目安となる相場はあるため下記を参考にしてみてください。

相手

金額

自分の両親

50,000円~100,000円

兄弟姉妹/その配偶者

30,000円~50,000円

祖父母

10,000円~30,000円

叔父叔母/いとこ/甥姪

10,000円~30,000円

近所の方

5,000円~10,000円

会社関係

5,000円~10,000円

友人・知人

5,000円~10,000円

香典袋にお金を入れて持参しましょう。

【初めてでも大丈夫】お参りの仕方

参列者が葬儀中に行うこととして「焼香」があります。

基本的な焼香の作法は下記の通りです。

1.焼香台の少し手前で遺族と僧侶に一礼

2.焼香台の前に進んで、一礼

3.右手で抹香をつまみ、額におしいただく

4.抹香を静かに香炉の炭の上にくべる

5.合掌後、少し下がり遺族に一礼

6.席に戻る

焼香の作法は宗派によって、多少異なる場合があります。

基本的な作法を踏まえた上で、他の参列者のやり方を参考にしてみましょう。

葬儀に参列する際に心がけたいこと

服装・持ち物・お参りの作法以外に、葬儀に参列する際に心がけたいことをまとめました。

♦派手なネイルは避ける

♦髪型は清潔で簡素な感じを意識する

♦ご遺族との長話は避ける

♦時間厳守で参列する

♦誘われたら遠慮しない

♦携帯電話はマナーモードにする

以降で1つずつ解説します。

派手なネイルは避ける

ネイルは装飾品に分類されます。

きらびやかなネイルは取り除いてから参列する方が良いでしょう。

急な葬儀の場合には、ネイルの上からマットなベージュのマニュキアを塗るなど、対策をしましょう。

髪型は清潔で簡素な感じを意識する

葬儀にオシャレは不要です。

ワックスでデザイン性のある髪型に整えたり、テカテカさせたりするのはやめましょう。

清潔感や簡素な感じにまとめると良いでしょう。

ご遺族との長話は避ける

状況にもよりますが、長々と話し込むのは控えた方が良いでしょう。

ご遺族の時間を独占しないように、お悔やみの言葉を簡潔に伝える程度が望ましいです。

時間厳守で参列する

あらかじめ時間と場所を確認しておき、時間厳守で参列しましょう。

葬儀開始時間の10分ほど前には受付けを済ませて、着席するようにします。

誘われたら遠慮しない

「食事をしていってください」「故人の顔を見てあげてください」など、ご遺族から声をかけられたら、できる限り引き受けると良いでしょう。

携帯電話は音が鳴らないようにする

携帯電話は電源をきるか、マナーモードに設定しておきましょう。

葬儀中に着信音がならないように気を付けましょう。

まとめ

葬儀に参列する際の、基本的なマナーを解説しました。

初めての葬儀は分からないことだらけで、戸惑いを感じる人が多いと思います。

しかし、基本的なマナーをおさえれば心配ありません。

故人様やご遺族に対するお悔やみの気持ちを優先的に考え、思いやりをもって参列したいものです。


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