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終活カウンセラーとは?終活に関する相談の方法や資格の取得について解説。

終活カウンセラーとは?終活に関する相談の方法や資格の取得について解説。

終活カウンセラーとは?終活に関する相談の方法や資格の取得について解説。

目次

近年、高齢化社会が進む中で「終活」という言葉を聞く機会が増えています。

人生の終わりについて考えることで、同時に今の生き方を見つめなおす終活は、とても有意義な活動だと言えます。

しかし実際に終活をしてみると、何から始めればいいのか、また、悩みを誰に相談していいのかわからない、という方が多いのではないでしょうか。

そこで今回はそんなときの相談窓口である「終活カウンセラー」について、どのような資格なのか、終活カウンセラーへの相談方法、また資格取得について解説します。

終活カウンセラーとは

「終活カウンセラー」とは、カウンセリングの技能を持ち、終活を行う中でうまれる悩みがどのような分野の専門家に聞けば解決できるかを案内する方のことです。

介護や健康から相続や保険、葬儀など終活に関する幅広い知識から相談者の悩みを専門知識を持つ人へ導く、橋渡しの役割を果たします。

終活カウンセラーへの相談

終活カウンセラーへの相談方法はさまざまです。

以下では、その中のいくつかをご紹介します。

終活カウンセラー協会

終活カウンセラーの資格を運営している「終活カウンセラー協会」の公式ホームページでは、終活カウンセラーへの相談窓口を設置しているため、どなたでもお気軽にお電話やお問い合わせフォームから相談することができます。

また全国の終活カウンセラーを紹介するポータルサイトも開設されており、お近くの終活カウンセラーと直接やり取りすることもできます。

葬儀社など終活関連の会社

終活関連の会社には終活カウンセラーの資格を持つ方が多くいる場合があります。

例えば葬儀社は葬儀の専門家であるために、終活やエンディングノートの作成を通じて生まれたご自身やご家族の葬儀に関するイメージを具体化することができます。

また終活カウンセラーに相談することで、葬儀だけでなく幅広い分野の疑問の解消のお手伝いもできます。

私たちおくりびとのお葬式」にも終活カウンセラー資格の取得者が20名以上_いるため、お困りごとは安心してご相談ください。

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保険業

保険会社の中には、終活カウンセラーがいることを強みとしている会社もあります。

終活カウンセラーの資格を持つ方に相談することで、保険だけでなく葬儀や相続など終活の中で生まれる費用に関しての悩みをまとめて解決することができます。

終活カウンセラーの資格を取得する

終活カウンセラーは資格の受験に条件が無く、どなたでも取得できる資格です。

終活への理解を深めるために、自分で終活カウンセラーの資格を取得するというのも一つの方法です。

こんな人におすすめ

終活カウンセラーの資格を取得することで、自分の終活に役立つことはもちろん、家族や友人の終活のサポートや仕事柄人生の終わりに関する相談を受ける方のスキルアップにもつながります。

そのため、

・自分の終活を始めたい

・家族や友人が終活で悩みを抱えている

・葬儀業界や保険業、医療業界などに勤めている

方におすすめの資格です。

資格のレベル

終活カウンセラーにはレベルが3段階あります。

2級に合格した後で1級を、1級に合格した後で認定講師資格を受験できるようになるため、終活の基礎から段階ごとに着実に学ぶことができます。

2級では介護・保険・年金・相続・葬式など終活の幅広い分野について一から学びます。

資格

資格取得レベル

2級

エンディングノートを書けるようになり、家族や友人の終活の手助けができるようになる。

1級

他の人のエンディングノートを書くサポートや、終活のカウンセリングができるようになる。

認定終活講師

講師として終活の講義やカウンセラーの育成ができるようになる。

資格の試験方法や受験料

終活カウンセラーの資格の特徴は、試験の前に直接講師からの講習が受けられる点です。

毎週全国各地で検定を開催しており、オンライン受験も可能です。

2級はテキスト代と講習代、終活カウンセラー協会への年会費、受験料を含めて15,000円となっています。

その他の級の試験方法や受験料については以下の通りです。

資格

試験方法

受験料

2級

約6時間の講習後、筆記試験

15,000円

1級

事前レポート・2日間の講習後、試験

45,000円(オンラインの場合50,000円)、事前審査費3,000円

認定終活講師

5日間の講習、試験

300,000円

終活カウンセラーと似ている資格

終活カウンセラーと似た資格として、

・終活アドバイザー

・終活ガイド

・終活ライフケアプランナー

があげられます。それぞれどのような特徴があるのか、終活カウンセラーと比べて解説します。

※この記事の内容は2023/02/27時点での弊社が調べた情報です。詳細は各資格のホームページをご覧ください。

終活アドバイザー

終活アドバイザーは身近な人の終活の手助けを目的としています。

エンディングノート作成のサポートなどアドバイザーとしての活動を重視しているため、悩みを聴く「カウンセリング」を目的とした終活カウンセラーと異なっています。

終活アドバイザーの資格を取得するには、まずユーキャンの通信講座を受講します。(受講料35,000円)

およそ4か月ほどで3冊のテキストを終えた後に講座の修了試験を受験し、合格すると終活アドバイザーの資格を取得することができます。

その後、終活アドバイザー協会に会員登録する(入会金4,000円、年会費6,000円)ことで資格の認定証や会員証が発行され、会員ならではのサービスを受けることができます。

終活ガイド

終活ガイドは資格のレベルによってできるようになることが異なります。

3級は終活についての基礎知識が得られる入門資格です。

2級は終活の体系的な知識に加え身近な人へのアドバイスができるようになります。

1級ではさまざまな終活相談に対応できる、終活のプロとして活動できるようになります。

また、エンディングノートの書き方を理解しアドバイスできるようになる「エンディングノートセミナー講師」の資格や終活のセミナーを開けるようになる「終活セミナー講師」の資格もあるため、ご自身の目的に合わせて選ぶことができます。

資格

日数

受験料

3級

約1時間

無料

2級

約3時間

5,000円

1級

1か月

50,000円、年会費(初年度無料)

エンディングノート講師認定資格

1日

30,000円

終活講師セミナー認定資格

1日

10,000円

終活ライフケアプランナー

終活ライフケアプランナーは終活のライフプランについての知識を持ち、終活をする人のケアを含めたサポートをすることを目的としています。

終活ライフケアプランナーの資格を取得するには、まず資格のキャリコレから講座受講を申し込みます。(受講料39,700円 ※2023年3月16日まで27,200円)

3か月ほどで講座を終えた後に資格試験を受験(受験料5,600円)し、合格すると終活ライフケアプランナーの資格を取得することができます。

まとめ

以上、終活カウンセラーに関して、その役割から相談方法、資格の取得についてまでを似た資格と比較しながら網羅的に解説しました。

終活に関して悩みを抱えた際はお近くの終活カウンセラーに相談するか、終活カウンセラーの資格取得を通じて終活に関する理解を深めることで、問題解決の一助となります。

終活カウンセラーへの相談や、資格試験の日程や会場について詳しく知りたい方は公式HPをご確認ください。

終活カウンセラー協会 公式HP

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