ライフスタイルが多様化し、それとともにお葬式の種類もニーズに対応するかのように増えてきました。
従来の一般葬の他、火葬式、家族葬、一日葬、偲ぶ会(自由葬)、自然葬、生前葬などいろいろな形の葬儀が増えてきています。
どのような形で葬儀を行うにせよ、それぞれのメリット・デメリットをよく理解し、後悔しないお葬式を執り行っていただきたいと思います。
今回は近年多く執り行われるようになってきている「火葬式」「家族葬」「一日葬」についてご紹介していきます。
お通夜や葬儀・告別式はおこなわず、火葬場にて短時間でのお別れと火葬、収骨を行うこと。
*少子高齢化、核家族化、菩提寺とのお付き合いなど、現代社会の実情に適している葬儀とも言えるでしょう。
メリット
♦︎費用負担を抑えることができる。
♦︎参列者への対応を軽減。
♦︎所要時間が短い(参列者の負担軽減)。
♦︎精神的・身体的負担の軽減。
デメリット
♢故人様とお別れをしたい方への配慮、ご理解が必要となります。
♢遺骨を収める菩提寺が決まっている場合、トラブルになることも。(葬儀式を行わないため、予め確認しておく必要があります)
♢火葬場でのお式となるため、アクセスの良い式場とは限りません。
♢お別れの時間が十分にとれない。
流れとかかる費用
1.お迎え▷2.ご安置▷3.出棺火葬
通常の「お通夜」「葬儀・告別式」が行われません。(この分、費用が抑えられます)
火葬式は、15~30万円程度の費用で行うことができます。
一般的な葬儀形式では100万円以上かかることも少なくないので、火葬式の場合は、かなり安価に行うことが出来きます。
ご家族やごく親しい友人を中心とした少人数で葬儀を行うこと。
*形式に縛られることなく、「こんな形で送ってあげたい」と言った遺族様のお気持ちから生まれた葬儀形態です。
メリット
♦︎ごく親しい方のみで式が行える。
♦︎形式に捉われない式が行える。
♦︎比較的少人数でゆっくりとお別れができる。
♦︎準備時間、負担が軽減できる。(参列者の人数把握ができるため)
デメリット
♢お呼びする人の範囲設定が難しい。(後日呼ばれなかった方より苦情を受けることも)
♢後日、参列できなかった方への対応。
♢参列者が少ないため、費用についても注意が必要。(香典が少ない)
流れとかかる費用
1.お迎え▷2.ご安置▷3.お通夜▷4.葬儀・告別式▷5.出棺火葬
お呼びする人数が少ない事以外は、通常の葬儀と同様ですので2日間となります。
お呼びする人数にもよりますが、一般的に100万から150万程度はかかるようです。(比較的安価と思われがちですが、決して安いものではありません)
通夜を行わず、火葬当日に葬儀・告別式のみを行うこと。
*一般の方も参列することができます。
メリット
♦︎通夜にかかる費用が抑えられる。
♦︎1日で行うため、日程の調整がしやすい。
♦︎参列される方の宿泊などの負担がない。
♦︎ご高齢の方など、体力負担が軽減。
デメリット
♢葬儀に参列できない方が出てくる。
♢菩提寺やご高齢の方々への説明、理解していただくことも大切です。(菩提寺によっては受け入れないことも)
♢式場料金の確認。(2日間の費用となる場合もあります、確認しておくと良いでしょう)
流れとかかる費用
1.お迎え▷2.ご安置▷3.葬儀・告別式▷4.出棺火葬
一般的に30万から50万円ほどになることが多いようですが、お料理や返礼品などによって金額は大きく変わります。
お通夜を行わないので、その分の費用が抑えられ比較的安価で行うことが可能です。
火葬式ではお通夜、葬儀・告別式、一日葬ではお通夜は行いません。
では、お通夜、葬儀・告別式とはなんでしょうか?
●お通夜・・・元来、遺族や親族が故人様のそばで、線香をたやさずその冥福を祈る場でした。
今日では告別式に参列できない方々のために行う、という考えにもなってきています。
●葬儀・・・・ご家族、ご親戚が故人様の冥福を祈る宗教儀式となります。
●告別式・・・無宗教で行われる、生前所縁のあった方々がお別れをする社会的儀式となります。
近年では葬儀のみを行い、後日「お別れの会」や「偲ぶ会」としての場を設けることも多いようです。
それぞれの意味を理解しておくと良いでしょう。
さまざまな葬儀の種類がありますが、どのような形態であっても葬儀を行う際にかかる費用というものがあります。
ここでは主な葬儀費用の内訳をご紹介していきます。
葬儀社によりプラン内容はさまざまです。
含まれるもの、含まれないもの、オプションとなるものなど、打ち合わせの際に確認しておくことが大切です。
式場料金は参列者の人数などにより異なりますが、少人数でのご利用となることが多い場合、費用を抑えることができます。
1日葬であっても2日間分となることもあります、事前に確認しておくと安心です。
お布施とは・・・仏教式で葬儀を執り行い、僧侶に読経をお願いする際に寺院に納めるもの
仏教式で行わない場合は、お布施は不要となります。
お車代・・・僧侶に足を運んで頂いたことへの気持ち
御膳料・・・お膳に代わって渡す費用
*お布施とは異なりますのでご注意ください
故人様がお亡くなりになってから火葬場へ移動するまでの間、故人様のお帰り先を考えておく必要がございます。
安置施設の仕様(冷蔵庫の有無)などの確認をしておくと安心です。
式場によっては使用料金に含まれることもあります、確認しておくと良いでしょう。
火葬場を利用する際、費用がかかります。公営・民営とがあり、公営の場合比較的費用を抑えることができます。
相模原市の場合、公営ですと5,000円〜50,000円、民営ですと5万円〜10万円程度となります。
※火葬場によっては火葬中の控室使用料がかかることがあります。
通夜振る舞いと精進落としの2日分の用意が必要となります。精進落としは通夜に参列した方8割以上が参加すると考えておきたいものです。
*1日葬の場合は精進落としのみとなります。
参列された方に対してのお礼の気持ちを込めて返す品となります。基本的には参列者全員に渡します。
◆担当スタッフ全員が納棺士
納棺士がお見積から火葬まで担当しているため、常に故人様の状態をケアし最後までご生前と変わらぬお姿の故人様にお会いすることができます。
◆みんながおくりびとになる
おくりびとのお葬式では、お別れの形は自由であるべきだと考えております。
「みんながおくりびとになる」を合言葉に、従来の形式にとらわれない、ひとつひとつこだわったお別れの場
故人様、ご遺族様とともに創り上げていきたいと考えております。
◆無料アフターサポート
死亡後の各種手続きに関することや、お香典返し、法事法要のお悩みなど、ご葬儀の後も行うことが多くございます。
ご葬儀後のお悩みを解決するまで全面的にサポートいたします。
相続に関する相談には弁護士や税理士など信頼できる先生を紹介することも可能です。
おくりびとのお葬式をお得にご利用いただける会員制度をご用意しております。
◆ 入会金は1万円のみ
年会費やその他の費用負担なく、様々な特典をご利用いただけます。
◆ 早めの入会がお得
入会から年数が経つほど割引額が大きくなるため、早めの入会がお得です。
返金制度もございますので、安心してご入会いただけます。
住所:神奈川県相模原市中央区中央1−10−13
宗派:全宗教対応
対応人数:約30名まで
特徴:駐車場あり、控室あり、宿泊可、付添安置可、バリアフリー安置施設あり
*2020年12月5日OPEN
いかがでしたでしょうか。
今回は、多様化する社会に応じ増えてきた葬儀形式のご紹介をしてきました。
何が必要で、何が必要ではないのか。
「合理性」だけを考えるのではなく、故人様とご遺族様の思いを形にしたいと我々は考え、
後悔しないみんながおくりびとになる葬儀をご遺族様とともに創り上げていきたいと考えております。