*この記事は24年2月時点の情報で作成しています。
多くの方にとって葬儀はわからないことばかりで、不安を抱えている方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、函館市にも会館を持つおくりびとのお葬式が、北海道函館市の葬儀の費用についてわかりやすく丁寧に解説していきます。
具体的には、葬儀における費用の相場やその内訳、費用を安くするコツについて説明します。
葬儀を執り行うにあたり、一番気になるのはやはり葬儀費用ではないでしょうか?
葬儀の費用はとても高いという印象を持たれている方も多いと思います。
実際葬儀にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。
では、早速葬儀費用について見ていきましょう。
消費者庁の出している特定サービス産業動態統計調査から算出すると全国での葬儀費用の相場(平均)は、約117万円です。
しかし、葬儀形式ごとに平均金額は大きく異なります。
また、各葬儀会社のプランを見てもわかるように、一般葬、家族葬(二日葬)、一日葬、火葬式、直葬の順に費用が安くなります。
さらに、函館市のある北海道での葬儀の相場は全体的に低くなる傾向があることも覚えておきましょう。
葬儀における全国の平均費用や葬儀形式ごとに値段が変わることはわかりました。
しかし、一般葬・家族葬・一日葬・火葬式・直葬など、葬儀形式の名前を聞いても、それぞれどんな特徴があるのかわからない方は多いのではないでしょうか。
そこで、各葬儀形式の特徴を紹介していきます。
♦一般葬
一般葬は全国で今最も行われている葬儀形式です。
葬儀と聞いた時に、多くの人が思い浮かべる葬儀形式だと言われています。
特徴は以下の通りです。
・従来的なスタイルの葬儀
・通夜〜火葬まで行う
・100名規模の大きな葬儀
・参列者は親族から近所の方、学校の友達など
・2日間の葬儀である
一般葬は100人規模の葬儀になることも多く、その分多くの費用がかかります。また、式場を二日間利用して行う葬儀形式ですので、式場にかかる費用なども大きくなる傾向があります。
♦家族葬(二日葬)
近年急激に人気を集めている葬儀形式です。
家族葬では、親族や本当に親しかった友人のみを招き、執り行います。
特徴は以下の通りです。
・近年人気を集めている葬儀スタイル
・火葬のみのものから通夜〜火葬までを行うものまで様々
・5〜15名規模の小さな葬儀
・参列者は親族や親しい友達など
家族葬という言葉の定義は葬儀会社によって様々なので、プランに含まれているものはしっかり確認することがおすすめです。
一般葬に比べ葬儀を安いものにすることができます。
♦一日葬
一日葬はその名の通り通夜をなくし、1日で葬儀を執り行う葬儀形式になります。
参列者数は家族葬同様に親族や本当に親しかった友人などに絞り、少人数で行われます。
・近年人気を集めている葬儀スタイル
・通夜は行われない
・5〜15名規模の小さな葬儀
・参列者は親族や親しい友達など
・1日間の葬儀である
参列人数が少なく、かつ1日で終わるため費用も安く抑えられる傾向にあります。
♦火葬式
火葬式は火葬のみを執り行う葬儀形式です。
・近年人気を集めている葬儀スタイル
・通夜、葬儀、告別式を行わない
・5〜10名規模の小さな葬儀
・参列者は親族のみ
・1日間の葬儀である
通夜、葬儀・告別式は行いません。そのため、祭壇の費用や会場費、会葬者に対する費用をかなり抑えることができます。
私たちの火葬式はプラン内に「納棺の儀」が含まれていることから、安い費用で葬儀ができるだけでなく、心を込めて故人様をお送りすることができます。
♦直葬
直葬は火葬のみを執り行い、費用を最小限に抑えた葬儀形式です。
・近年人気を集めている葬儀スタイル
・通夜、葬儀、告別式を行わない
・~5名規模の小さな葬儀
・参列者は親族のみ
・短時間の葬儀である
通夜、葬儀・告別式は行いません。そのため、祭壇の費用や会場費、会葬者に対する費用をかなり安くすることができますが、火葬式より費用が安い分、面会ができないというマイナス面もあります。
♦各葬儀の特徴のまとめ
スタイル | 内容 | 規模 | 参列者 | 日数 | |
---|---|---|---|---|---|
一般葬 | 従来的 | 通夜〜火葬 | 100名規模 | 幅広い知り合い | 2日間 |
家族葬(二日葬) | 近年人気 | 通夜〜火葬 | 5〜15人規模 | 親族と親しい友人 | 2日間 |
一日葬 | 近年人気 | 葬儀〜火葬 | 5〜15人規模 | 親族と親しい友人 | 1日のみ |
火葬式 | 近年人気 | 火葬のみ(面会可) | 5〜10人規模 | 親族のみ | 1日のみ |
直葬 | 近年人気 | 火葬のみ | 5〜10人規模 | 親族のみ | 1日のみ |
弊社の葬儀の特徴は、すべてのおくりびとプランに「納棺の儀」が入っていることです。
お見送りをするにあたり、故人様の身なりを整えてお棺に納めることを納棺といいます。
「納棺の儀」では湯灌・死化粧・死装束の順に進み、お棺に納めます。
私たち、おくりびとのお葬式は、納棺士の資格を持つ担当者が映画「おくりびと」にも活かされた技術を用いて、ご家族の皆様と一緒に故人様をお棺に納めさせていただきます。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
ここまで葬儀の相場価格や各葬儀の値段相場を解説してきましたが、ここからは、その費用をどうしたら安くすることができるかを解説していきます。
1.事前相談・会員登録
一番効果的な方法は葬儀社の会員になっておくことです。
葬儀には互助会制度や会員制度が存在します。葬儀社の会員になると、さまざまな特典を受けとることができる他、葬儀の費用も安くなります。
また、会員になると最大13万円の割引が適用されるため、生前に会員になっておくことを強くおすすめしています。
また、葬儀での喪主の経験は多くの方にとっては初めての経験になるでしょう。
また、大切な方をなくされた後で、精神的なショックを受けていたり、さまざまな手続きで手一杯な状態になっていることが多いです。
このような状態で葬儀のご相談をすると、適切な判断ができずに葬儀社に言われた通りに式を執り行い、高額になってしまう可能性があります。
そのような事態を避けるためにも事前に気になる葬儀社を見つけておき、相談しておくのが良いでしょう。
事前相談をしておくと、手続きや葬儀の打ち合わせもスムーズに進み、必要なものだけを含んだ適切な料金で葬儀を比較的安く執り行うことができます。
おくりびとのお葬式ではどなたでも無料事前相談が可能です。
ぜひご活用ください。
2.プランを使う
多くの葬儀社には、各葬儀社のプランがあります。
葬儀社の各プランにはそれぞれ特徴がありますが、基本的には個別に注文したり購入するよりも割安になっています。
例えば、おくりびとのお葬式には4つのプランのほかに、オーダーメイドのお葬式もございます。(2024年2月現在)
それぞれ、葬儀に必要な最低限の商品や費用を含んでおり、オプションとしてお花を増やしたり、棺の種類を変更したりすることができます。
詳しくは、おくりびとのお葬式までお問い合わせください。
3.給付金をもらう
函館市では、故人様が健康保険などに加入していた場合に自治体から葬儀費用の給付金を受け取ることができます。
国民健康保険被保険者証・本人確認書類・葬祭を行った方の印鑑・葬祭を行った方の通帳・葬祭を行った証明になるもの(会葬礼状等)のいずれかがあれば3万円の給付金を受け取ることができます。
詳細は函館市のホームページをご確認ください。
ここまで、葬儀費用を安く抑えるコツを見てきました。
ここからは、葬儀費用の詳しい内訳を解説していきます。
この記事では、近年人気を集めている「家族葬」での費用の内訳を紹介していきます。
1.式場の利用料金
家族葬で葬儀を行う際には式場を利用することになります。
式場の利用料金は、参列者の人数などによって変わってきますので、家族葬の場合参列される人数が限られるため、比較的費用を安くすることが可能になります。
函館市で参列者10名ほどであれば10〜20万円程度が相場でしょう。
2.火葬料金
日本の葬儀では火葬が主流になっています。
現在では、日本の葬儀のうち99%以上は火葬と言われています。
火葬を行う際には火葬場を使うことになりますが、この火葬場を使用する際にも費用がかかります。
火葬場には民営と公営があり、公営の方が費用を安くできる傾向にあり、函館市にある火葬場はほとんどが公営になります。
公営の場合は、該当する地域の住民であれば、さらに安い費用で利用することができる仕組みが設けられています。
函館市も例外ではありません。函館市にある火葬場は函館市にお住まいの方であれば以下の料金で利用することができます。
函館市外に住んでいる方が火葬場これらの火葬場を利用する場合は倍の費用がかかります。
状態 | 料金 |
---|---|
12歳以上の死体 | 14,000円 |
12歳未満の死体 | 85,000円 |
死産児 | 4,000円 |
(詳しくはこちらの函館市の公式ページをご確認ください。)
都内であれば民営の火葬場を利用すると6〜8万円と言われていますので、公営の火葬場の火葬料はとても安いことがわかるのではないでしょうか。
私たちおくりびとのお葬式は、私たちの会館でこだわりの葬儀を行い、函館市公営の火葬場で火葬することが可能です。
また、火葬や火葬場での詳しい流れはこちらの記事で紹介しています。
火葬費用だけでなく、実際の火葬の流れについても知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
おくりびとのコラム
3.お布施
お布施とは仏教式で葬儀を執り行い、僧侶に読経をお願いする際に寺院に納めるものになります。
ですので、仏教式で行わない場合は、お布施は不要です。
お布施は寺院などによって上下しますが、目安は20〜30万円ほどになります。
また、仏式の場合は同時に戒名も必要になるケースが多く、戒名は一般的な信士、信女であれば、お布施の他に10〜20万円程度の費用が必要になります。しかしさらに上の位である居士・大姉になると50〜70万円程の相場になります。
これらが主なお布施の費用になりますが、この他にもお車代や御膳料がかかることがあります。
お車代は、僧侶にお迎えを出さなかった場合にかかる費用で、相場としては5千〜1万円程度です。
御膳料は、僧侶が食事を辞退した際の僧侶の飲食代になります。こちらも、お車代と同じく5千〜1万円程度の相場となっています。
これらの料金は地域性などによって変動いたしますのであくまでもご参考程度にお願いします。
お布施は、感謝の意を伝えるものであり、渡す際のタイミングやマナーが非常に大切になってきます。こちらの記事で、お布施を渡すタイミングとマナーについて詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
おくりびとのコラム
4.食事代
家族葬では、通夜振る舞いと精進落としの二日分を参列者の方々に対して準備する必要があるでしょう。
通夜振る舞いは、通夜に参列者とともに故人様について語り会う時間になります。何名が参加するかわからない場合が多いですが、家族葬の場合は親族や親しい友人を中心に集めますので、通夜に参列した方のうち8割以上が参加すると考えて良いでしょう。
一人当たりの目安は5千円くらいですので、通夜振る舞いへの参加者が8名程ですと4万円あたりが相場になります。
また、告別式の後に設けられる精進落としの席では、参列者や僧侶への感謝をこめて弁当形式のお食事を振る舞います。
告別式への参加者は通夜より少なくなるケースが多く、通夜振る舞いの費用を超えることはほとんどありません。
こちらも一人当たりの目安は5千円くらいですので、8名ほどの参列者で4万円程が相場になります。
5.返礼品
返礼品は参列者に対してお礼の気持ちをこめて渡す品です。基本的には参列者全員に対して渡します。
最近ではカタログギフトやお茶・お菓子のセットなどが代表的な返礼品となります。
相場は一人あたり1千円〜3千円ですので10名の参列者ですと、1万〜3万円程度の予算を見ておくと良いでしょう。
6.その他
今まで紹介してきた項目以外にも
・棺
・祭壇
・葬儀会社の人件費
・車代
・ドライアイス代
などの費用がかかります。
しかし、ほとんどの場合は、前述のプランに含まれているため、単体での金額を気にすることはありません。
おくりびとのお葬式の函館市の会館をご紹介いたします。
おくりびとのお葬式函館南
住所:北海道函館市日乃出町24
宗派:全宗派対応
対応人数:120名
特徴:駐車場あり,控室あり,宿泊可,付添い安置可,安置施設あり
函館市にある、おくりびとのお葬式の自社会館で、120名まで対応可能な大きな会館になっています。
葬儀の費用の相場や安くするコツついて紹介してきました。
値段を含め、後悔の無い葬儀を行うためにも、事前に信頼できる葬儀社を見つけておき、事前相談をしておくことが大切です。
おくりびとのお葬式では、函館市に会館を構えております。
無料で葬儀に関するご相談も受け付けておりますのでぜひ、お問い合わせください。
葬儀の専門家が親身になってご対応させていただきます。