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現在は、多くの人が病院を「最後の場所」とします。

統計によれば、日本人のうちの70パーセント以上が病院で亡くなっているそうです。そのため、医師から危篤の連絡があり、ご家族が病院に駆けつける…というシーンも多く見られます。

今回はこの「危篤」をキーワードに、

♦そもそも危篤とは何か

♦危篤から臨終までに残された時間は?

♦危篤と知らされたらどうするか

♦危篤の連絡方法

について解説していきます。

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危篤とは

「危篤」とは、「病気が重く、生命があやうい状態」のことをいいます。

ただ現在は、病気に限らず、けがのときでも同じように使われることがあります。

ちなみに似た言葉として「重篤」がありますが、重篤の場合は「すぐに亡くなるような状態ではないが、予断を許さない状況であり、危険な状態であること」を示す言葉です。深刻さの度合いとしては、危篤>重篤と考えてよいでしょう。

家族が危篤状態に陥ると、病院から連絡が入ります。

危篤から臨終までの期間は?

危篤から臨終までの時間は、明確に「〇分である」といえるものではありません。

危篤であるとされてから数分程度で亡くなってしまう人もいますし、状態が良くなってそこから10日以上命を保ち続ける人もいます。

また逆に、「危篤になったが、一度持ち直した。このまま1か月くらいは元気な状態になるかもしれないと期待されたが、それから数時間も経たないうちに再度危篤の状態に陥ったなどのようなケースもあります。

このため、危篤から臨終までの時間は、人によって大きく違います。

ただ、いずれの場合であっても、「危篤である」と連絡を受けたのであれば、すぐに動けるようにしておかなければならないことだけは確かです。

ほとんどのケースで、危篤状態は「死亡」と密接に関わることになるからです。

危篤と知らされたら

それでは、実際に危篤と知らされたらどうすればよいのでしょうか。

病院から危篤の連絡を受けたのなら、まずは心構えをしましょう。もちろん持ち直す人もいますが、相当に危ない状況であるため、「亡くなること」を想定しておかなければなりません。

心構えができたら、家族や親戚に連絡をします。連絡する順番は、「対象者と近い関係」にある人からが基本です。

ただ、「自分の家族は近場で勤めていたり学校に通っていたりするので、いつでもすぐに駆けつけられる」という場合は、来るまでに時間がかかる家族や親戚に優先して連絡をしてもいいかもしれません。なお、連絡の方法については後述します。

「どこまで声を掛けたらいいか分からない」という場合は、「3親等」を基本とします。

ひ孫や甥・姪までに連絡する、と考えると分かりやすいでしょう。

なお家族・親族の立場でなくても、実父が非常に親しく付き合っていた友人などがいる場合は、その方々にも連絡をします。

抵抗感が強くないのであれば、この段階で葬儀会社のことも考えておくとよいでしょう。

息を引き取ると一時的に病院の霊安室などに移動されますが、ここを利用できる時間は決して長くありません。そのため、残されたご家族は動揺のなかで手早く葬儀会社を選定しなければならなくなります。

このような状況に陥ることを避けるために、事前にある程度「依頼したい葬儀会社」を選定しておくことをおすすめします。なお、対象者本人が葬儀会社と生前契約(あるいはエンディングノートなどで生前指定していた)場合は、そこを使うとよいでしょう。

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危篤の連絡方法

ここからは「家族が危篤になったときの連絡方法」について考えていきます。

家族が危篤状態になった場合は、電話で連絡します。危篤の連絡は、早朝・深夜、問わずにいつでも行うべきものです。ほとんどの人が持っている携帯電話の番号にかけるのがもっとも適当です。

それでもかからない、あるいはそもそも携帯電話を持っていないという場合は、家族親族が所属している場所(会社や学校)などに電話して、状況を伝えます。

基本的にはメールやSNSは積極的には利用しません。

これらは電話に比べて「緊急時のお知らせ」には向いていないからです。ただし、「電話をしても応答がない」という場合は、補助的にこれを使う場合もあります。

「一緒に住んでいる配偶者や子ども」以外への連絡の場合は、「緊急時にはこの電話番号にかけて。それでも通じなければ、配偶者の携帯番号にかけて」などのように、「連絡が取れる連絡先」を教えておくと親切です。

危篤の状態に陥ったのならば、迅速に連絡することが何よりも大切です。この連絡がスムーズであれば、遠方に住んでいても、場合によっては「最後の瞬間」に間に合うかもしれません。

ただ、現在は新型コロナウイルス(COVID-19)の関係で、「危篤状態であっても家族と会わせることはできない(もしくは「子どもだけは会えるが、それ以外の親族は不許可」など)」と判断されることもあります。

このあたりは病院によってスタンスが違いますので、一度確認しておくとよいでしょう。

また、危篤とはなにか?家族が危篤になったらどうしたらよいのか?などの疑問については、下記のコラムで詳しく解説していますので、ご参考になれば幸いです。

まとめ

大切な人が亡くなるかもしれないことを知らせる「危篤の連絡」は、非常に重いものです。

この連絡を受けたら、まずは心構えをし、その後できるかぎり迅速に家族・親戚・友人に連絡をしましょう。

危篤の連絡は、電話を使って行うのが基本です。深夜でも早朝でもまったく問題ありません。

少しでも不安な点がありましたら、ぜひ「おくりびとのお葬式」にご相談くださいませ。お葬式のプロフェッショナルが24時間365日、どんなご相談にもお答えいたします。

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