一日葬は、近年増えている葬儀形式です。
沢山ある葬儀形式の中で、どこが違うのかわからない方も少なくありません。
この記事では、一日葬について他の形式とどう違うのかなど詳しくご説明していきます。
一日葬とは、通夜を行わず、葬儀・告別式、火葬を一日で行う葬儀となります。
ご高齢の方や、お仕事が忙しい方などに選ばれています。
一日葬では、下記のような特徴がございます。
♦通夜振る舞いがいらない
飲食代の負担を軽減、費用は抑えたいけれどお別れの時間は欲しいという方に最適です。
♦参列者への負担軽減
一日での葬儀となるため、遠方からの方、ご高齢の方など、宿泊の必要もなく費用も軽減されます。
*主宰者の方におかれましては、お通夜に訪れた弔問者の対応が必要ない為、精神的、体力的にも負担が抑えられます。
一日葬と家族葬の違いをご説明いたします。
一日葬・・・お通夜を行わず一日で、葬儀・告別式、火葬を行う。
一日での葬儀となります。参列者の制限はないため、一般の方も参列することができます。
家族葬・・・お呼びする人の範囲を限定し、少人数でゆっくりとお別れをする。
ごく親しい方のみでの形式に捉われない式が行える。
お呼びする人の範囲設定が難しいことがあります。
一般葬と同様、お通夜、葬儀・告別式、火葬となりますので、二日間となります。
一日葬、おくりびとのお葬式ではどのような流れで行うのでしょうか。
実際の流れを見ていきましょう。
1.逝去・搬送 ▷ 2.安置 ▷3.打ち合わせ ▷4.納棺 ▷5.葬儀・告別式 ▷6.出棺・火葬
「お通夜がない」こと以外は一般葬と大きな違いはございません。
逝去された場所により対応が異なります。
♦病院・施設で
病院の指示の指示に従ってください。多くは病室から霊安室に移されます。
♦ご自宅で
かかりつけ医に連絡をしてください。連絡がつかない時場合は、病院の救急に連絡をしてください。
*病院では「死亡診断書」が発行されます。この時、死亡診断書と共に「死亡届」を作成する必要があります。
おくりびとのお葬式では「死亡届」の作成と提出の代行も行っております。
葬儀や火葬が執り行われるまでの間、ご遺体を安置する場所が必要となります。
多くはご自宅となりますが、葬儀場または安置施設をご利用することもできます。
※病院の霊安室・・・
病院では、亡くなった方を「霊安室」へ運びます。「霊安室」はご遺体を「安置室」へ運ぶまでの間、一時的にご利用できる場所となり、2〜3時間ほどのご利用となることが多いです。
可能な限り、事前に安置する場所、条件を確認しておく事をおすすめします。
♦ご自宅での安置の場合
ご家族様は故人様と最後のお別れをゆっくりと過ごすことができます。
住宅事情により(集合住宅など)、安置できないこともあります。
エレベーター設備の確認、近隣住人への配慮なども必要です。
♦葬儀場または安置施設の場合
核家族化住宅事情などにより、近年ご安置施設をご利用するケースも多いようです。
ご遺体の状態維持など、葬儀業者にお任せできる点でご遺族様のご負担は軽減されます。
宿泊設備の整っている施設もあり故人様とご一緒に過ごすこともできます。
※施設によっては、深夜受け入れができない場合がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
ご遺体安置後、葬儀社とのお打ち合わせを行います。
主に
①葬儀会場
②日程
③予算
④葬儀形式
などを打ち合わせの中で決めていきます。
おくりびとのお葬式では、打ち合わせから納棺士が全てを担当いたします。悲しみの中での打ち合わせとなりますので、後々も疑問・不安などが出てくるかと思います。その都度ご相談ください。
おくりびとのコラム
お見送りをするにあたり、故人様の身なりを整えてお棺に納めることを納棺といいます。
「納棺の儀」では湯灌・死化粧・死装束の順に進み、お通夜の前に納棺士が故人様とご遺族様と同じ空間の中で、衣服の着せ替えや死化粧を施し、棺へと納めます。
故人様が生前愛用されていたお洋服などへ、お着せ替えさせていただきます。
思い入れのあった物、服装などご用意ください。(お棺に納められないものもありますのでお尋ねください)
このような「納棺の儀」をご家族の皆様と一緒に行います。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
故人様を送る儀式です。
お花や故人様の好きだったものなどを納めながら、最後のお別れをします。
〜葬儀と告別式の違い〜
葬儀・・・ご家族、ご親戚が故人様の冥福を祈る宗教儀式となります。
告別式・・・無宗教で行われる、生前所縁のあった方々がお別れをする社会的儀式となります。
近年では葬儀のみを行い、後日「お別れの会」や「偲ぶ会」としての場を設けることも多いようです。
棺を霊柩車に乗せて火葬場に移動します。
火葬には1~1時間半ほど時間がかかるため、食事などをして待ち、収骨をします。
収骨後、四十九日法要まではご自宅にご安置となります。
♦担当スタッフ全員が納棺士
おくりびとのお葬式では、担当スタッフ全員が厳正な基準に合格した納棺士です。
納棺士がお見積から火葬まで担当しているため、最後までご生前と変わらぬお姿の故人様にお会いすることができます。
♦みんながおくりびとになる
おくりびとのお葬式では、お別れの形は自由であるべきだと考えております。
「みんながおくりびとになる」を合言葉に、従来の形式にとらわれない、ひとつひとつこだわったお別れの場を
故人様、ご遺族様とともに創り上げていきたいと考えております。
♦無料アフターサポート
死亡後の各種手続きに関することや、お香典返し、法事法要のお悩みなど、ご葬儀の後も行うことが多くございます。
ご葬儀後のお悩みを解決するまで全面的にサポートいたします。
相続に関する相談には弁護士や税理士など信頼できる先生を紹介することも可能です。
ここまで、「一日葬」についてご説明させていただきました。ここからは、実際の費用についてお話ししていきましょう。
一般的に30万から50万円ほどになることが多いようですが、お料理や返礼品などによって金額は大きく変わります。
お通夜を行わないので、その分の費用が抑えられ比較的安価で行うことが可能です。
おくりびとのお葬式では、必要な物品やサービスが全て揃ったお得な一日葬のプランを33.5万円からご用意しております。
一日葬として葬儀を行う際は式場を利用することとなります。
「一日葬」だから、料金も一日分とは限りません。
斎場など費用については一日葬であることを確認しておくことが必要です。
火葬場を使用する際にも費用がかかります。
公営、民営があり、地域によって費用は異なります。
仏教式で葬儀を行い、僧侶に読経をお願いする際に寺院に納めるものとなります。(仏教式以外での葬儀の場合は不要となります)
一日葬の場合、お通夜を行わないため通夜振る舞いはありませんが、精進落とし(法要の後にふるまわれる食事)はご用意が必要となります。
一人当たり5千円ほどが相場となります。
そのほか、「お車代」「御膳料」などが掛かります。
お車代・・・僧侶にお迎えを出さなかった場合の費用
御膳料・・・僧侶がお食事を辞退した際の飲食代
お見積りなどの相談も随時受け付けておりますので、お気兼ねなくお問い合わせいただければと思います。
「おくりびとのお葬式」では会員制度を設けております。
♦入会金1万円
月々の積立、継続費用などはかかりません。
割引の適用、会員特典をご用意しております。
♦早めの入会がお得
入会から年数が経つほど割引額が大きくなるため、早めの入会がお得です。
返金制度もございますので、安心してご入会いただけます。
詳しくはこちらでご確認いただけます。
住所:神奈川県相模原市中央区中央1−10−13
宗派:全宗教対応
対応人数:約30名まで
特徴:駐車場あり、控室あり、宿泊可、付添安置可、バリアフリー安置施設あり
*2020年12月5日OPEN
今回は一日葬についてご紹介させていただきました。
お別れの仕方は様々、しかし、思う気持ちは誰もが同じと考えます。
おくりびとのお葬式では、そんな皆様の思いを実現するお手伝いができればと考えております。